スパットラ・ランド
「美味しいトロピカルフルーツをお腹いっぱい食べたい!」
誰しも一度は思うことであろう。今度の目的はこれである。トロピカルフルーツ食べ放題を実現すべく、タイはラヨーン県(Rayong)の果樹園、スパットラ・ランド(Suphattraland: สวนสุภัทราแลนด์)へ行ってきた。
外国へ行って南国の果物をお腹いっぱい食べたくとも、なかなかレストランなどでは満足するほど食べられないものである。 |
果物の旬は夏の終りくらいからだ。年がら年中暑い国に季節などあるのか?と思ってしまうが、4月~5月あたりが、余計に暑くなるタイの真夏なのである。水かけ祭りのソンクラーン(songkran)や、タイの夏休みもこの時期にあたる。一方日本では、ちょうどこの時期にゴールデンウィークがあり、まさにトロピカルフルーツ食べ放題ツアーには絶好の時期だ。
さらに、スパットラ・ランドのあるラヨーンは果物の産地として有名だ。旬な時期に産地で食べる。これ以上ない、最高の組み合わせに違いない。
バンコクから車で2時間ちょっとで、スパットラ・ランドへつく。この辺まで来ると、英語表記がなくなってくる。タイ語が分からない人は、絵で記憶だ。 |
まずはチケットを購入(200Baht)。案内には「チケットは当日のみ有効で返金不可」くらいしか書いていないが気にしない。これで食べ放題である。 |
半券と引換にウェルカムドリンクがもらえる。蒸し暑いのでついぞ全部飲みきってしまいそうになるが(意外とココナッツジュースが美味しい)、ここは我慢。食べ放題までもう少しだ。 |
果物やおみやげの販売もしている。まだここで食べ放題をしてはならない。有料である。 |
しばらくするとバスが来るので、これに乗って果樹園ツアーへ。 |
バスが走り出して程なくして第1ステーション、ランブータン駅に到着。高枝切りバサミが用意されているので、ランブータン(rambutan)を好きなだけ狩って食べ放題。 |
取るのが面倒な場合は、ここから食べ放題。滞在時間は10分程度なので、こちらがおすすめ。 |
ランブータン。果肉は薄く、大きな種がある。ライチのような感じ。癖のない味だ。 |
ガイドのお兄さんが木になっている果物の説明などしつつバスで次の場所へ移動するのだが、タイ語のため全く分からないが気にしない。みな楽しそうなので多分問題ない。 |
第2ステーション、いろんな果物駅だ。食べ放題のメイン会場といって良いだろう。滞在時間はかなり長めであるが、乗ってきたバスをやり過ごして、次のバスに乗るという手もありだ。結構頻繁に来る。 |
リュウガン(longkon)、バナナ(banana)、マンゴスチン(mangosteen)。 |
パパイヤ(papaya)、ドラゴンフルーツ(dragon fruit)、スターフルーツ(star fruit)、ローズアップル(rose apple)、ジャックフルーツ(jackfruit)、パイナップル、サラ(zalacca)。全部食べ放題。 |
ドリアンモントーン種(durian Mon Thong)、ドリアンチャニー種(durian Chanee)。2種類のドリアンの食べ比べもできる。いづれも完熟させていないせいか、匂いは少なく食べやすい。ここでドリアンの味の違いがわかる人になろう。 |
第3ステーション、ソムタム駅。タイ料理で有名なパパイヤサラダのソムタム(somtam)が食べ放題。辛さの調節も可能。 |
食べ放題なのでソムタム好きにはたまらないであろう。他にレタス(lettuce)やブドウ(grape)も食べ放題。 |
冷たい水も飲み放題。特に汚い水を紙で濾過しようとしているわけではなく、タイでよくあるスタイルだ。机におけないので都度飲み切る必要がある。 |
第4ステーション、はちみつ駅。ここは食べ放題不可。 |
はちみつの採取方法などを実演。試飲はさせてもらえるのだが、はちみつは有料。 |
はじめの入り口に戻ってツアーは終了。 ツアーは1時間半程度であった。 |
これで「死ぬまでにやっておくリスト」の1つをこなすことができたのだが、食べている最中もとにかく暑い。果物が採れたて新鮮なのは良いのだが、当然ぬるい。
この2点が重なると、あまり食べていないのも関わらず、どういうわけかすぐに満腹になってしまう感じがする。ラヨーンはシーフードも美味しいと評判を聞いており、うっかり昼ごはんを食べてしまったのも原因なのであろう。やはりここは無理をしてでも、昼ごはんは抜くべきであった。
採れたて食べ放題も大満足であったが、ホテルの冷蔵庫で冷やしたマンゴスチンの味は、何者にも代え難い。
スパットラ・ランド(Suphattraland: สวนสุภัทราแลนด์)
http://www.suphattraland.com/
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