ドリアンチップスが地味なおみやげの類であることはわかる。タイのおみやげで、このスライスしたドリアンを揚げた、ドリアンチップス(Durian Chips)をもらったことがある人も多いだろう。
ドリアンチップスをあなどってはいけない!
「ドライフルーツはたまにおみやげで買うが食べきった試しが無い」
ドリアンチップスは、そんな微妙なドライフルーツの印象を覆すのである。
買う人はあのドリアン特有の強烈な臭気を期待して、あえて人のおみやげとする人もいるかも知れないが、ドリアンといえど、ドリアンチップスはあのにおいを発しないのである。
そのまま食べただけでは、一見するとほんのり甘いだけの、ただの揚げたスライスなのだが、そこに塩をまぶすと化けるのだ。味の深さとまろやかさがあとを引き、その味わいはポテトチップスを凌ぐ。
一体誰が一番初めに、あの強烈なにおいのドリアンを薄切りにして揚げようなどと考えたのだろうか? Amazing Thailand!
では美味しいドリアンチップスはどこで食べられるのだろうか?
ドリアンチップスで有名なタイはラヨーン県(Rayong)に、なんと揚げたてのドリアンチップスが食べられるところがあった。ドリアンチップスが熱狂的に好きな人にはたまらないだろう。
ラヨーンにあるお店、クワントラック トゥリエン トーッ(Kwanrak Turien Tod)。ドリアンチップス、生ドリアン、マンゴスチンなどを販売。なお、お店のカタカナ名がリアルすぎるのはご勘弁を。タイ語全くわかりません…。 |
店名が書いてあるとおぼしき看板。他にも何か書いてありそうな…。 |
お店のドリアンチップス。食べだすと止まらない。 |
ドリアンチップスができるまで
揚げたてドリアンチップスを食べるだけでは勿体無いので、せっかくなので作り方をじっくり見てみた。
ドリアンをナタで割って、果肉を殻から出す出す。 |
取り出された果肉部分。スーパーではコレがラップに巻かれて売っている。このドリアンの品種はモントーン。手で掴みづらくなる程柔らかくなるまで熟してはいなく、強烈なにおいも発していない。あえて顔を近づけて嗅げばにおう程度。 |
ドリアンを機械に投入。ひたすらスライス。 |
油は加熱されていて準備万端。 |
ドリアンのスライス片を投入。 |
だんだん揚がってきて焼き色がついてくる。ドリアンのにおいは出てこない。 |
なんだか縁に寄ってくる。 |
揚げ上がり。 |
パッケージに封入して完了。 |
塩をふりかけて焼き上がりを試食。運が良ければありつけるかも。 |
クワントラック トゥリエン トーッ(Kwanrak Turien Tod: ขวัญรักทุเรียนทอด)
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