2021/06/30

MWC Barcelona 2021

全くの個人的な趣味での目的なのだが、現在スペインのバルセロナで開催中のMWC(Mobile World Congress)へ参加する機会に恵まれた。モバイルデバイスやスマートフォン黎明期から長年参加の機会を伺っていたのだが、何せ個人で参加するには、地理的、金銭的(チケットは750Euroから)にも容易でないため、機会が全くなかった。

念願が叶いついに行けたのはよかったのだが、COVID-19の影響でBack to a normal lifeには、まだまだ遠い状況。リモートでの展示ばかりで、大手企業のサイトでの物理的な展示がほとんどない。大変さみしい限りではあるが、せっかくなので、このような物理的な制約のあるなかでの会場と展示の様子の一部だけでも残しておきたいと思う。テック系の内容はやめておきます。。。

1. 安全対策と入場まで
MWC2021専用モバイルアプリ内のMy Digital Badge(QRコード)をスキャンして入場。安全対策のためではあるが、My Digital Badgeのアクティベーションまでが面倒。
My Digital Badgeをアクティベーションするためには、オンラインでのチケット購入→ID・写真をアップロードしてユーザー登録→モバイルアプリのインストール→COVID-19 Antigen quick testを会場で実施→Negativeだと15分程度でアプリ内でHealth Declarationが表示される→内容を読んでチェックボックスを入れる→My Digital Badgeがアクティベーションされる→ヨーロッパ規格のFFP2マスクを使用していない場合には会場で要購入→入場準備完了。会場内には、いたるところに消毒液も準備されているので概ね心配はなかったが、VRゴーグルを使用するようなアクティビティや、展示されている端末実機に触れるような動作は、どうしても避けたくなる。

2. 展示スタイルの代表例
まずは無人型から。
音と映像でインパクトを残すタイプ。
個人で展示物を散策。備え付けのタブレットで担当者とビデオ通話が可能。
フロアに描かれた地図にスマートフォンをかざし、ARでオブジェクトや地図情報をオーバーレイ表示。ウェブから担当者へコンタクト可能。
広告塔タイプ。
看板と商談スペースのみ。何か所か見られた。

有人型。
大手企業。Hall 1の入ってすぐの一番目立つ場所に存在。
大手企業。製造業の目立って大きなブースはこれら中国の2社のみ。何れもコロナの制約を感じさせないような規模感であった。
ヨーロッパの通信キャリアが数社。比較的大きなブース。
国や地域単位での集合ブース。
国や地域単位での集合ブース。ヨーロッパを中心に数か国。
国や地域単位での集合ブース。ヨーロッパを中心に数か国。
国や地域単位での集合ブース。アジアからは2か国。
国や地域単位での集合ブース。日本。
個別企業単位の比較的小さなブース。多数あり。アジアからは、中国、韓国系企業が数社。